週刊文春の記事をじっくり見て、空恐ろしくなった。
『小保方晴子さんと理研上司の(禁断の細胞)「失楽園」』
と題した記事、科学では全然なくて、上司との不倫を
臭わせているのだが、根拠が全然ない。
そこに精神科医を使って、小保方さんの精神を分析させる
のだが、香山リカは、
「彼女は強い自己愛性パーソナリティの持ち主」なんて
言っている。
もう一人の熊木という精神科医も
「演技性パーソナリティ」とか
「研究も成果発表も反論会見も、全て彼女の自己演出の
手段」とか、ものすごい偏見なのだ。
香山リカは日刊スポーツでは、
「すべてが自己演出、服装、しゃべり方、表情、
厚化粧に思えない、パッと見は“セーフ”に見えるメークも
清楚さを演出するもの」とか
「無垢な世間ずれしていない未熟な研究者を表現」とか、
悪意に満ちた精神分析を披露している。
精神科医の言葉って、ネットの中の人格誹謗中傷バッシング
と何も変わらない。
これは単なる「偏見」だろう。
こういう「偏見」で人格を否定する者がいるから、袴田事件
のような冤罪事件が起こるのだ。
精神分析医は恐いなとつくづく思った。